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左高 正雄; 今井 誠*; 川面 澄*; 小牧 研一郎*; 俵 博之*; Vasilyev, A.*; Safronova, U. I.*
Journal of Physics B; Atomic, Molecular and Optical Physics, 35(2), p.267 - 281, 2002/01
被引用回数:3 パーセンタイル:19.71(Optics)タンデム加速器から得られるSiイオンを炭素薄膜で励起し多価Siイオンの高励起状態を作った。そこから放出される電子スペクトルを解析した。またZ-展開法(MZコード)とハートリーフォック法(Cowan-コード)の2つの理論計算を行った。実験と理論を比較することにより、2s-2p遷移の関与する多くのエネルギ準位と遷移確率,電子放出率を決定するとともに多価Siイオンの配置間相互作用を決定した。
石井 慶信; 片野 進; 鈴木 淳市; 相澤 一也; Child, H. R.*; 森井 幸生; Fernandez-Baca, J. A.*
Journal of the Physical Society of Japan, Vol.70, Supplement A, p.453 - 455, 2001/05
原研がHFIRに設置した広角中性子回折装置(WAND)はユニークな装置であり、単結晶をフラットコーン配置で測定することができ、また、粉末試料・多結晶体の回折計として使用できる装置である。新しい中性子実験に対応するためにWAND装置を改良した。本改良の中心は検出器の改良である。検出器は3Heガスを封入した湾曲1次元位置検出器である。この検出器は624本の独立した陽極及び電子回路を持っており、約125度の広い散乱角度範囲にわたっていちどに中性子を計測することができる。新WANDの性能試験の結果、検出器の分解能は0.24度であり、陽極あたりの最大中性子計数速度は2.010count/secであることなどがわかった。
今村 俊幸; 村松 一弘; 北端 秀行*; 金子 勇*; 山岸 信寛*; 長谷川 幸弘*; 武宮 博*; 平山 俊雄
情報処理学会研究報告2001-ARC-142, p.49 - 54, 2001/03
世界各国の計算機資源のみならずさまざまなネットワーク上の装置を有機的に結合し、一つの仮想計算機システムを構築する試みとしてメタコンピューティングが提案されている。原研では、これまで開発したSTA基本システムを利用してローカルエリアネットワーク内での実験を行ってきたが、さる11月に開催されたSC2000において、世界4ヶ国のスパコンを結合して世界規模での実験の試みに成功した。本実験では放射線情報推定システムを用いて世界4機関の並列計算機を利用し最大計510CPUの計算を行うことができた。また、計算と同時に放射線源の拡散過程の実時間可視化を行うことも成功した。本報告では、実験に使用した要素技術並びに実験の結果について報告する。
Fernandez-Baca, J. A.*; Dai, P.*; 若林 信義*; Plummer, E. W.*; 片野 進; 富岡 泰秀*; 十倉 好紀*
Journal of the Physical Society of Japan, Vol.70, Supplement A, p.85 - 87, 2001/00
ORNLに設置された広角中性子回折装置WANDを使って、巨大磁気抵抗効果を示す強磁性のマンガン酸化物、(Pr,Ca)MnOと(La,Ca)MnOの格子歪みにおける相関を調べた。歪みの場の相関長、格子との不整合性及びその方向の濃度依存性から、格子歪みの発達が系の伝導性(電気抵抗)を著しく低下させることが明らかになった。
片野 進; 石井 慶信; 森井 幸生; H.R.Child*; Fernandez-Baca, J. A.*
Physica B; Condensed Matter, 241-243, p.198 - 200, 1998/00
被引用回数:13 パーセンタイル:62.96(Physics, Condensed Matter)広角中性子回折装置(WAND)は、中性子散乱に関する日米科学技術協力に基づいて、ORNLのHFIR炉に設置されている。現在この装置の高性能化が進んでおり、新しい湾曲型一次元検出器の開発がその中心になっている。この検出器はHeガスを利用した多芯型カウンターで、これまでにない高い計数率が達成できるように設計されている。この検出器の小型試作器は、ORDELA社によって製作されたが、性能検査の結果、計数率、一様性、分解能などの点で、設計目標を充分満足していることが示された。この高性能化は1997年末までに完了する予定である。
若林 信義*; R.M.Nicklow*; 片野 進; 石井 慶信; H.R.Child*; H.G.Smith*; Fernandez-Baca, J. A.*
Physica B; Condensed Matter, 241-243, p.320 - 322, 1998/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0(Physics, Condensed Matter)中性子回折実験における単結晶の熱散漫散乱強度を計算するプログラムを開発した。格子振動の振動数は、弾性定数を用いて近似した。計算結果は、オークリッジ国立研究所に設置されている広角中性子回折装置(WAND)で得られたSi、ダイヤモンド、NiAl合金等の単結晶の実験結果と比較し、非常に良い一致を示した。
森井 幸生
新しい粉末回折法, 0, p.109 - 126, 1992/00
JRR-3Mに設置した高分解能中性子粉末回折装置(HRPD)の性能や最近の研究例を紹介しながら、中性子回折の特徴や利点についてX線回折やパルス中性子回折法と比較しながら詳述した。またオークリッジ国立研HFIRに設置した広角中性子回折装置(WAND)を使った相転移や相分離の時間発展の研究についても紹介した。さらにこれらの中性子回折装置の利用方法について説明を行った。
森井 幸生
日本結晶学会誌, 34(2), p.62 - 69, 1992/00
JAERI-JRR3に新しく設置した高分解能粉末回折装置(HRPD)と、ORNL-HFIRの広角中性子回折装置(WAND)について、その構成、性能、実験例を述べて、中性子粉末回折の特徴を解説した。HRPDでは極細コリメータシステムにより回折ピークの分解能を0.2%まで上げたために、複雑な構造や磁気構造、大きな単位セルをもつ構造を持つ物質の構造研究が進んでおり、その一例としてLaNiOについて述る。WANDでは、広い回折角にわたって同時に回折パターンを得ることが可能で、相転位の時間発展の様子を直接測定することができる。
笹本 宣雄; 黒坂 範雄*
JAERI-M 90-229, 61 Pages, 1991/01
加速器遮蔽設計上、施設内外の放射線分布の把握が重要である。点減衰核積分コードQAD-CGをもとに、パソコン版の高エネルギー電子加速器遮蔽計算コードQAD-SORを開発した。本コードは、対話形式により3次元形状遮蔽体周辺の線量率分布を計算し、結果をパソコン上に画面表示することができる。本レポートは、QAD-SORの使用法を説明するものである。
笹本 宣雄
JAERI-M 90-095, 16 Pages, 1990/06
高エネルギー電子加速器の遮蔽設計計算は、通常、点線源に基づく点減衰核法を用いて行われる。現実的で且つ合理的なSPring-8の遮蔽設計を目的として、ガウスールジャンドル数値積分法を用いた、線状線源に基づく点減衰核法の計算式を導出した。SPring-8に対応した8mの長さの線状線源を仮定すると、点線源に基づく線量当量率の約半分の値になることがわかった。
笹本 宣雄; 黒坂 範雄*; 原田 康典; 鈴木 康夫
JAERI-M 89-102, 46 Pages, 1989/08
大型放射光施設の建屋設計に資する目的で、本施設に対するバルク遮蔽計算を実施した。計算は前方計算と側方計算に分けて考え、前者は、Swansonの式にもとづき光子と粒子の計算を、後者はJenkinsの式により光子と中性子の計算を行った。遮蔽体構成は、普通コンクリート、重コンクリート、鉄、鉛、土を用いた単層あるいは二重層を想定した。計算の結果、本施設のほとんどすべての遮蔽の厚みを2m以内に収められることが分かった。
石井 慶之*; 久保 博孝; 小沢 国夫
JAERI-M 83-240, 29 Pages, 1984/01
核融合プラズマにおける不純物問題解明のために必要とされる金属イオンの分光学的データに関する研究の一環として、FEXVのエネルギー準位及びAn=0、n=3-3遷移の波長と振動子強度の理論計算を行った。計算にはHartree-XR波動関数とSlater-Condon理論に基づいたCowanプログラムを用いた。結果は表及び図としてまとめた。文献調査による実験値は参考として表中に示した。
大和田 謙
Polyhedron, 3(7), p.853 - 859, 1984/00
被引用回数:15 パーセンタイル:64.71(Chemistry, Inorganic & Nuclear)原子の内殻-原子価殻の境界における静電ポテンシャルを解析して、ポーリング電気陰性度目盛の算出法を提案した。また、ポーリング電気陰性度目盛は、電子密度汎関数理論の化学ポテンシャルの負の値として決定されるWang-Parr電気陰性度目盛と密接に関係づけられることがわかった。ポーリングとマリケンの電気陰性度との相関についても簡単に述べた。
石井 慶之*
JAERI-M 83-198, 29 Pages, 1983/11
核融合プラズマにおける不純物イオン問題解明のために必要とされる分光学的データに関する研究の一環として、Ti多価イオンの中でMg Iと等電子系列であるTi XIの電子配置3s3p3dのエネルギー準位およびそれらの間のn=0電気双極子遷移の振動子強度の理論計算を行った。計算の基礎はHartree-HX波動関数と、Slater-Condon理論に基づいたCowanプログラムである。計算結果は表および図として集録されてある。文献調査による実験値は参考として表中に示した。
石井 慶之*
JAERI-M 83-164, 32 Pages, 1983/10
核融合プラズマにおける不純物イオン問題解明のために必要とされる分光学的データに関する研究の一環として、Ti多価イオンの中でAlIと等電子系列であるTi Xの電子配置3s3p3dのエネルギー準位およびそれらの間のn=0電気双極子遷移の振動子強度の理論計算を行った。計算の基礎はHartree-XR波動関数と、Slater-Condon理論に基づいたCowanプログラムである。計算結果は表および図として集録されてある。文献調査による実験値は参考として表中に示した。
石井 慶之*
JAERI-M 83-155, 50 Pages, 1983/09
核融合プラズマにおける不純物イオン問題解明のために必要とされる分光学的データに関する研究の一環として、Ti多価イオンの中でSi Iと等電子系列であるTi IXの電子配置3s3p3dのエネルギー準位およびそれらの間のn=0電気双極子遷移の振動子強度の理論計算を行った。計算の基礎はHartree-HX波動関数と、Slater-Condon理論に基づいたCowanプログラムである。計算結果は表および図として収録されてある。文献調査による実験値は参考として表中に示した。
石井 慶之*
JAERI-M 83-034, 45 Pages, 1983/02
Mo多価イオンの中でFeの等電子系列の1つであるMoXVIIの電子配置3d,3p3d,3d4p及び3d4fに関係したエネルギー準位の計算を行った。計算の基礎は、Hartree-XR波動函数とスレータ・コンドン原理に置いたCo-wanの計算プログラムである。更に3p3d-3p3d,3d-3d4p及び3d-3d4f遷移の波長と振動子強度の計算も又実施され、それ等の結果は波長及びエネルギー図表として集録されてある。
大山 幸夫; 関 泰; 前川 洋; 中村 知夫
JAERI-M 8870, 19 Pages, 1980/05
D-T核融合炉の黒鉛反射体付酸化リチウムブランケットを模擬した体系において核分裂率測定実験を行った。その結果を解釈する一方法としてUとUの各測定点における核分裂率の体系を構成する核種の全断面積に対する感度解析を行った。感度解析は計算コードSWANLAKEを用いて行ない、このコードによってエネルギー依存の感度とエネルギー積分した感度が得られる。解析の結果、核分裂率に対する影響度の大きい核種を指摘し、実験上の問題を明らかにした。